リネン代の相場はいくら?ホテル・店舗の料金目安とコストを抑える方法

リネン代の相場はいくら?ホテル・店舗の料金目安とコストを抑える方法

ホテルや旅館、民泊、サロン、ジムなどを運営していると、毎日のようにタオルやシーツなどのリネンが発生します。そこで気になるのが「リネン代はいくらくらいが相場なのか?」という点です。
リネンサプライの料金は、リネンの種類だけでなく、使用枚数、回収頻度、配送エリア、契約条件などによって変わるため、一律の料金表が公開されていないことも少なくありません。
この記事では、リネン代の一般的な料金目安を紹介するとともに、リネンサプライ、自社洗濯、コインランドリー、洗濯代行を比較しながら、リネンコストを見直す方法を解説します。

リネン代の相場はいくら?

リネン代の相場はいくら?
A woman worker is energetically pushing a cart filled to the brim with freshly washed clothes in a bustling laundromat, surrounded by various machines

リネンサプライの料金は業者や契約条件によって大きく異なるため、「全国一律で1枚○円」という明確な相場があるわけではありません。
公開されている料金例を見ると、宿泊施設向けではシーツ1枚150円、掛け布団カバー1枚220円、枕カバー1枚80円といった例があります。この場合、シーツ・掛け布団カバー・枕カバーだけでも、1人分で450円程度になります。
また、別の公開情報では、シングルシーツ100~250円程度、掛け布団カバー150~300円程度などが参考価格として紹介されています。
ただし、これらはあくまで公開されている料金例・参考価格です。実際のリネン代は、契約する業者や地域、数量、配送条件などによって異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較することが重要です。

リネン代は何によって決まる?

リネン代は何によって決まる?
A cleaning lady in a blue apron holds a stack of clean towels.

同じバスタオルやシーツでも、リネン業者によって料金は異なります。リネン代を比較するときには、単純な「1枚あたりの価格」だけではなく、料金が変わる条件を理解しておくことが重要です。

リネンの種類

フェイスタオル、バスタオル、シーツ、枕カバー、掛け布団カバーなどでは、サイズや重量が異なります。一般的に、大きくて洗濯・乾燥にコストがかかるリネンほど料金も高くなる傾向があります。

リネンの品質

同じバスタオルでも、薄手の業務用タオルと厚手の高品質なタオルでは価格が異なります。ホテルや高級サロンなどでは、肌触りや厚み、デザインなどもサービス品質の一部になるため、使用するリネンのグレードによって料金が変わります。

使用する枚数

リネンサプライは法人向けのサービスが中心となるため、契約する枚数によって料金条件が変わる場合があります。大量のリネンを定期的に利用するホテルと、1日に数十枚程度のタオルを使用する小規模店舗では、適した契約内容も異なります。

回収・配送の頻度

リネンサプライでは洗濯だけではなく、使用済みリネンの回収と洗濯済みリネンの配送も必要です。毎日集配するのか、週数回なのかによって物流コストも変わるため、集配頻度も料金を左右する要素の一つです。

汚れやリネンの交換

リネンは永久に使用できるものではありません。繰り返し使用することで生地が傷んだり、落ちない汚れが付着したりするため、定期的な交換が必要になります。契約内容によっては、紛失や破損、通常使用を超える汚れなどに追加費用が発生する場合もあるため、見積もり時に確認しておきたいポイントです。

ホテルでは1室あたりのリネン代で考えることも重要

ホテルでは1室あたりのリネン代で考えることも重要

ホテルや民泊の場合、「シーツ1枚はいくら?」だけでなく、1室または宿泊者1人あたりに何枚のリネンを使用するのかを考える必要があります。
例えば、
・シーツ
・掛け布団カバー
・枕カバー
・バスタオル
・フェイスタオル
・バスマット
などを用意すると、1人の宿泊でも複数のリネンが必要です。
客室数が多く稼働率も高いホテルでは、1枚あたりでは小さな金額差でも、1室あたり、1日あたり、さらに月間・年間で計算すると大きなコスト差になります。
そのためホテルのリネン代を比較する場合は、「1枚いくら」だけでなく「1室を稼働させるためにリネン代がいくらかかるのか」という視点で考えることも重要です。

近年はリネン代の値上げにも注意

近年はリネン代の値上げにも注意
観光客の後姿 インバウンドイメージ

リネン代を考えるうえで、近年無視できないのがリネンサプライを取り巻くコスト環境の変化です。
訪日外国人旅行者の増加などによってホテルの宿泊需要が拡大すれば、シーツやタオルなどのリネン需要も増加します。一方、リネン業者側では洗濯工場を稼働させるための電気・ガスなどのエネルギー費、洗剤などの資材費、人件費、回収・配送に必要な物流費などが発生します。
こうしたコストの上昇を背景として、リネンサプライ料金の価格改定が行われるケースもあります。そのため、以前から契約しているリネン業者をそのまま利用し続けるだけではなく、定期的に「現在のリネン代が自社の使用量や運営規模に合っているのか」を確認することが重要です。

リネン代を安くしたいなら「レンタルしない」という方法もある

リネン代を見直すとき、多くの事業者は「もっと安いリネン業者はないか」と考えます。
もちろん複数のリネンサプライ会社から見積もりを取ることは有効ですが、もう一つ考えたいのが「リネンそのものをレンタルしない」という選択肢です。
タオルやシーツを自社で購入し、自社所有のリネンとして繰り返し使用します。この方法ではリネンサプライのようなレンタル料金は発生しませんが、その代わりにリネンの購入、在庫管理、洗濯、乾燥、たたみなどを自社側で行う必要があります。

自社所有のリネンを自分たちで洗濯する方法

自社所有のリネンを自分たちで洗濯する方法

サロンやジム、整体院、小規模宿泊施設などでは、自社でタオルを購入し、店舗に設置した洗濯機で洗っているケースもあります。
自家洗濯のメリットは、外部へ支払う洗濯料金を抑えやすいことです。一方で、
・洗濯機へ入れる
・洗濯物を取り出す
・乾燥させる
・たたむ
・収納する
といった作業が毎日のように発生します。
ここで見落とされやすいのがスタッフの人件費です。洗剤、水道、電気、ガスなどの費用だけを計算すると安く見えても、スタッフが毎日30分~1時間洗濯業務を行っているのであれば、その時間も本来はリネン管理にかかっているコストです。

コインランドリーならリネン代を抑えられる?

コインランドリーならリネン代を抑えられる?

店舗に大型の洗濯機や乾燥機を設置できない場合、コインランドリーを利用する方法もあります。大型機でまとめて洗濯・乾燥できるため、自社所有のタオルなどを一定量まとめて洗う方法として利用できます。
ただし、
・店舗からコインランドリーまで運ぶ
・洗濯機に投入する
・洗濯終了後に乾燥機へ移す
・乾燥終了後に回収する
・店舗まで持ち帰る
・たたんで収納する
という作業まで考える必要があります。
コインランドリー代が安くても、スタッフが移動や洗濯に長時間拘束されてしまえば、人件費まで含めた総コストでは必ずしも安いとは限りません。

リネン代を比較するときは「総額」で考える

リネン関連のコストを比較する場合は、1枚あたりの料金だけを見るのではなく、店舗全体で発生している費用を計算することが重要です。
比較したい主なコストは、
・リネンのレンタル料金
・リネンの購入費
・洗濯費用
・水道光熱費
・洗剤代
・配送・集配費用
・スタッフの人件費
・リネンの保管費用
・紛失や劣化による交換費用
などです。
リネンサプライ、自家洗濯、コインランドリーのどれが安いかは、店舗の規模や使用量によって変わります。単純な洗濯料金だけではなく、「リネンを用意して、洗って、再び使える状態に戻すまでにいくらかかっているのか」という総コストで比較すると判断しやすくなります。

中小規模の店舗なら「自社所有+洗濯代行」も比較したい

中小規模の店舗なら「自社所有+洗濯代行」も比較したい

ここで4つ目の選択肢となるのが、「リネンは自分たちで所有し、洗濯だけを洗濯代行業者へ任せる」方法です。
洗濯代行はリネンサプライと異なり、基本的には自社で所有しているタオルや衣類などを預けて、洗濯・乾燥・たたみなどを依頼するサービスです。
「リネンサプライを利用するほどの量ではないけれど、スタッフが毎日洗濯するのは大変」という中小規模の店舗にとって、比較しやすい方法です。

洗濯代行なら自分たちで好きなリネンを選べる

リネンを自社所有するメリットの一つは、使用するタオルなどを自由に選べることです。サロンやジム、整体院、宿泊施設などでは、タオルの色、厚さ、サイズ、肌触りも店舗のサービス品質に関係します。 自分たちの店舗に合ったリネンを購入しながら、負担の大きい洗濯工程だけを外部化できます。

洗濯・乾燥・たたみに使っていた時間を削減できる

洗濯代行の大きな魅力は、単純な「洗濯料金の安さ」だけではありません。スタッフが洗濯、乾燥、たたみなどに使っていた時間を減らし、本来の業務に集中しやすくなることです。 例えばサロンであれば施術や接客、ジムであれば会員対応、宿泊施設であれば清掃や宿泊者対応などにスタッフの時間を使えます。 リネンコストを比較するときには、「洗濯にいくら払っているか」だけでなく「洗濯に何時間使っているか」も考えることが重要です。

コインランドリーへ運ぶ負担も減らせる

自社所有のリネンをコインランドリーで洗う方法は、料金面では魅力的な場合があります。しかし、スタッフが使用済みリネンを運び、洗濯・乾燥を行い、再び店舗へ持ち帰る必要があります。 集配に対応している洗濯代行であれば、この「運ぶ」という作業まで外部化できます。特にタオルの使用量が増えてくると、洗濯そのものよりも、洗濯物の移動や乾燥、たたみといった周辺作業が負担になりやすいため、スタッフの作業時間まで含めて比較するとよいでしょう。

リネンサプライと洗濯代行は料金体系が違う

リネンサプライと洗濯代行は料金体系が違う

リネンサプライと洗濯代行を価格比較するときには、料金体系そのものが異なる点にも注意が必要です。
リネンサプライでは「シーツ1枚」「バスタオル1枚」のように、アイテム単位で料金が設定されることがあります。一方、洗濯代行ではバッグ単位や重量、利用回数などで料金が設定されているサービスもあります。
そのため、リネンサプライの「1枚単価」と洗濯代行の料金をそのまま比較するのではなく、自社で1週間・1カ月に使用しているリネンの量を基準に総額を比較することがポイントです。
洗濯代行しろふわ便の最新料金については、下記の料金表から確認できます。

洗濯代行しろふわ便の料金表はこちら>>

洗濯代行しろふわ便なら「リネンは自社所有、洗濯は外注」ができる

洗濯代行しろふわ便なら「リネンは自社所有、洗濯は外注」ができる

リネン代の値上げをきっかけに、リネンサプライから自社所有へ切り替えたいと考えても、「誰が毎日洗うのか」という問題が残ります。
そこで選択肢になるのが洗濯代行しろふわ便です。タオルなどのリネンは店舗側で用意し、日々発生する洗濯を外部へ任せることで、リネンを自分たちで選べる自由度と、洗濯業務を外部化できる利便性を両立できます。
また、集配を利用すれば、スタッフが大量のタオルをコインランドリーまで運ぶ必要もありません。
特に、
・リネンサプライの料金を見直したい
・タオルやリネンは自分たちで選びたい
・スタッフに洗濯をさせたくない
・コインランドリーへ行く時間を減らしたい
・毎週一定量のタオルが発生する
といった店舗では、リネンサプライだけでなく洗濯代行も比較対象になります。

まとめ|リネン代の相場だけでなく「洗濯にかかる総コスト」を比較しよう

リネン代の相場は、リネンの種類、数量、品質、配送頻度、契約条件などによって大きく異なります。公開されている料金例は一つの参考になりますが、実際に重要なのは、自社の使用量で毎月いくらかかるのかという点です。
また、中小規模の店舗であれば「リネンサプライの1枚単価」だけで比較する必要はありません。リネンを自社所有して自分たちで洗う方法、コインランドリーを利用する方法、そして洗濯だけを洗濯代行業者へ任せる方法があります。
特に毎日のタオル洗濯にスタッフの時間を使っている店舗では、人件費や移動時間まで含めて計算すると、実際のコストの見え方が変わることがあります。
リネンを借りる費用、リネンを購入する費用、洗う費用、そして洗濯に使う時間。これらをまとめて比較することが、自社に合ったリネン運用を考えるポイントです。
まずは現在のリネン代と、自社所有+洗濯代行に切り替えた場合の費用を比較してみるとよいでしょう。

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