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洗濯機に害虫がわく理由とは？ドラム式洗濯乾燥機で起こりやすいトラブルと対策ポイント
洗濯機まわりで小さな虫を見かけて驚いた経験はありませんか？
毎日使っている清潔なはずの洗濯機に、なぜかコバエやチャタテムシ、ゴキブリのような害虫が…。
洗濯機は水を使う家電であるため、条件によっては害虫の温床になってしまうのです。
特にドラム式洗濯乾燥機の場合は、構造上の問題で害虫が発生しやすい状況を招くこともあります。今回は「なぜ害虫がわくのか」「ドラム式洗濯機との関係性」「日常の洗濯で気をつけたいポイント」について詳しくご紹介します。
湿気とホコリが害虫の温床になる
洗濯機に害虫が発生する主な原因は、「湿気」と「汚れ」です。特に洗濯槽の裏側やゴムパッキンの隙間には水分がたまりやすく、洗剤カスや皮脂汚れが蓄積されることで、害虫が繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
さらに、柔軟剤の成分や微細な糸くずなども虫のエサになります。見えない場所に水分と栄養があり、空気の循環が悪ければ、カビが発生し、そこにコバエなどが引き寄せられてしまうのです。
ドラム式洗濯乾燥機は「密閉性の高さ」が裏目に
ドラム式洗濯乾燥機は乾燥機能を内蔵しているため、縦型よりも密閉性が高く、内部に湿気がこもりやすいという特性があります。そのため、洗濯後にすぐドアを閉めると、洗濯槽の中が高温多湿になり、虫やカビが繁殖しやすくなることも。
また、ゴムパッキンの裏側に水分が残ることが多く、ここがコバエやチャタテムシ、黒カビの温床になるのです。とくに気温と湿度が上がる梅雨や夏場は、何も対策をしないと一気に害虫が増えるリスクがあります。
排水フィルターや排水口も見落としがち
意外と見落とされやすいのが、排水フィルターや排水ホース。ここには髪の毛や繊維くず、食べカスなどが溜まりやすく、水が停滞することで虫が発生する原因に。
掃除をサボると臭いの原因にもなり、洗濯後の衣類が「なんとなく臭う…」という現象にもつながってしまいます。
特にドラム式は「洗濯→乾燥」が1台で完結する反面、使う頻度が高くなるため、排水部にゴミが溜まるスピードも早く、掃除の頻度を上げないといけません。
毎日の洗濯がメンテナンス仕事に変わる
虫や臭いのトラブルを避けるためには、洗濯槽クリーナーを定期的に使ったり、使い終わった後にドアを開放したりといった手入れが欠かせません。
でも、それって「洗濯をラクにしたい」ためにドラム式を選んだ人にとって、逆に本末転倒ではないでしょうか？
「洗濯の自動化」を目指したはずが、「手入れの管理」が増えてしまった・・・。そんな不満を抱える人も、実は少なくないのです。
そもそも、洗濯を自分でやらなければ…
こうした害虫やメンテナンスの悩みの根本には、「洗濯という家事が完全には自動化できない」事実が隠れています。
いくら最新機種を買っても、掃除や消臭、衣類の仕分けなど、人の手が必要な場面は減りません。
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